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執筆者の写真団九郎

ボランティアとして児童にかかわり、口腔性交。懲役6年の実刑。

強制性交等罪。

ボランティアとして被告人がかかわった際、児童が寝ている間に自身の陰茎を児童の口腔内に入れ、自らその様子を撮影した。児童は意識はあったが寝たふりをしていたという。


保釈中の、30代と思われる男性。両親と思われる人が傍聴にいる。


判決の前に、弁護人から急きょ追加の証拠請求があった。


・供託金の返還放棄(205万円)。

・就職先の内定通知。

・新たな反省文。


被害者は示談金も手紙も拒否しているため被害弁済になったとは認められなかった。

判決の部分だけの傍聴で詳細は不明。


被害弁償を試みたり、仕事の内定を取りつけたり、罰を軽減しようという魂胆がみてとれる。示談金も手紙も受け取らないという被害者家族の気持ちをまったく理解しようともしていないように思えるあがき方に実刑は当然ともいえるが、果たして、6年の実刑の中で彼はどのように変わっていけるのだろうか。


私は、中学校1年で部活の顧問の先生から肛門性交や手淫を半年程度にわたり毎週のようにされていたが、事件にしていたら6年では済まなかったんだろうなと思う。私以外にもたくさんの被害児童がいたはずだが、最後まで明るみになることはなく子供のために献身的に尽くしたすばらしい先生という評価のまま亡くなった。


しかしながら、今もあれが被害だったという認識が実感できないでいる。明らかに尊厳を踏みにじられているのに、尊厳を踏みにじられていることがわかっていないのだ。


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